前回の記事では、還元率の計算方法をご紹介しましたね。
そして出来るだけ、還元率の高いハウス(カジノ)を選ぼう!というお話をさせていただきました。
還元率の高いカジノを選ぶというのは、とても正しい選択ですし必要な事です。
しかし、だからと言ってあなたがギャンブルにおいて有利になったというわけではありません。
いいですか?これだけは覚えておいてください。
『カジノのゲームで、あなたが有利なゲームは1つもない』
数十回、数百回と短期的なゲーム数であれば、あなたが勝利をしてカジノを去ることも可能です。
しかし、カジノのゲームというのは続ければ続けるほどに、意図的に作られたルールや配当からできた「ハウスエッジ」が、あなたの資金を徐々に食いつぶしていくのです。
ですから、もしもあなたがカジノで1つでも多く勝利したいと思うのであれば、「ハウスエッジ」について、認識を明確にする必要があるのです。
この数字をゲーム中に意識するか?しないか?という部分で、カジノでの収支に大きく影響が出てくるようになります。
その重要性というのは、例えば、飲食店の店長になったあなたが、原価率を知らないで原価割れしているメニューを提供し続けているという構図と一緒です。
ですから、すぐにでも「ハウスエッジ」つまり例えでいえば、原価率を知らないことに気が付いて、ハウスエッジを意識しながら、カジノをプレイするのが重要なのです。
代表的なカジノゲームのハウスエッジ
まずは、控除率を掴んでいただきたいなと思います。
そこで、カジノにおける代表的なゲームのハウスエッジを比較してみますね。
こちらの棒グラフは、代表的なカジノゲームに毎回1000円を賭けたとき、毎回いくら損をしてしまうのか?という事を示したグラフです。
各々のゲームの確率から算出しています。もう一度いいますが、毎回の損失ですからね?
この「毎回いくら損するのか?」という賭け金への割合を『ハウスエッジ』と言いますので、覚えてくださいね。
ちなみに、キノ、シックボーというのは、宝くじとかスクラッチのようなゲームになります。
こんな感じで、聞きなれないゲーム名がたくさんあるのですが、カジノのゲームのハウスエッジをイメージとしてグラフにしてみました。
ハウスエッジとは
様々なサイトや書籍などを見ると、控除率とハウスエッジを混同して説明するものが多いです。
その説明を見てみると・・・
「賭け金の総額と損失した(負けた)金額の割合」と定義されています。
控除率の説明としては問題ないのですが、カジノにおけるハウスエッジの定義だとしたら、
ハウスエッジとは「ゲームごとのベット(賭け金)に対する、平均損失の割合」です。
ゲーム中の資金の推移が勝負の決め手
ゲーム中の資金の推移は下記のグラフのように『勝ち負け』を繰り返しています。
短期的に見ると、資金をプラスにできる可能性はあります。
ゲームの回数を限りなく増やしていくと、ハウスエッジの分だけ毎回損した状態に限りなく近づいてしまうという事です。
つまり、ハウスエッジの値が大きくなればなるほどに、カジノ側が有利になるという事です。
ハウスエッジについて、もう一度よく考えてから、先ほどのゲーム毎の比較表を見てみてください。
ゲームごとのハウスエッジに大小はあるのですが、すべてのゲームにおいて少なからず損失額が書かれています。
これは、カジノゲームで基本的に「勝てないようにできている」という事です。
ちなみに、競馬やパチンコなどの日本の公営ギャンブルも、必ず控除率が「プラス」になるような配当に設定されています。
そしてハウスエッジ(期待値)がマイナスとなって、あなたが有利になるゲームは基本的に存在しないのです。
パチンコでは、ハウスエッジがマイナスになる台もある事にはありますが、お店全体で見た時には、必ずプラスになります。
ここまで話を聞くと、ギャンブルをやらないほうがいいと提示しているように見えますが、そうではありません。
ゲームによって、ハウスエッジの割合がかなり違ってくるということを、お伝えしたかったのです。
ハウスエッジの使い方について
ハウスエッジが元の資金と失った金額の割合ではなくて、「平均的に損失する金額」と定義されるのには、ある理由が存在します。
1つ目は、カジノゲームでどれだけの金額を失うのか?という見積もりを、簡単に見出すことができるからです。
どのくらいの損失が見込まれるのか?という目安があれば、カジノで遊ぶ資金をどのくらい用意すればいいのか分かりますからね。
それから、これ以上に有益な事と言ったら・・・
★できる限り「損」が少ないゲームを選ぶ
★できる限り「損」が少ない賭け方
こういったことができます。
例えばですが、アメリカのカジノで人気のある「クラップス」というゲームでは、賭け方がいくつか存在します。
ただ、ハウスエッジを考えると、ほとんどが損をする賭け方になっています。
クラップスのハウスエッジ
賭け方 | ハウスエッジ |
Pass/Come | 1.41 |
Don’t pass/Don’t come | 1.36 |
Field Bet([12]は2倍) | 5.56 |
Field Bet([12]は3倍) | 2.78 |
Any Claps | 11.11 |
Big[6][8] | 9.09 |
Hard Ways [2,2][5,5] | 11.11 |
Hard Ways [3,3][4,4] | 5.56 |
Place Bet 6,8 | 1.52 |
Place Bet 5,9 | 4.00 |
Place Bet 4,10 | 6.67 |
Place(to lose)4,10 | 3.03 |
Claps [2][12] | 13.89 |
Claps [3] | 11.11 |
Eleven | 11.11 |
Any 7 | 16.67 |
これだけのベットの種類があるのですが、ハウスエッジには大きなバラつきがあります。
そして、「Pass/Don’t Pass」に賭けるのが、確率的に見ても最善だという事が分かります。
それから、日本人に人気のあるルーレットを例えにしてみると
シングルゼロとダブルゼロでは、ハウスエッジに大きな違いがあります。(比較表を参考にしてください)
シングルゼロというのは、ルーレットの盤に「0」が1つという状態で、ダブルゼロというのは、「0」と「00」があるルーレットなのですが、ルーレットで遊ぶのであれば、シングルゼロの方が賢い選択だと言えます。
このように、ハウスエッジについて知ることで、スロットゲームをプレイする時に無駄なお金を浪費することもなくなります。
それぞれのゲームに対しての賭け方のハウスエッジを頭にいれておけば、配当金額の高さに魅力を感じることができるでしょう。
そして明らかな損をする賭け方をせずに、浪費を抑えることができるでしょう。
ちょっと長くなりましたが、ハウスエッジがどのようなものなのか、なんとなくイメージはできましたでしょうか?
次回は、ハウスエッジについてもう少し具体的なイメージができるように、ルーレットを例にして確率と配当からハウスエッジを求めてみますので、ご期待ください。
掛け算をするだけなので、計算が苦手な方でも大丈夫です!安心して次回のお話を参考にしてみてください。
還元率・ハウスエッジ関連ページ
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直近三か月の収支
年月 | 入金額 | 出金額 | 収支 |
2021年11月 | 480ドル | 665ドル | プラス185ドル |
2021年12月 | 560ドル | 860ドル | プラス300ドル |
2022年01月 | 310ドル | 520ドル | プラス210ドル |



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